【感想】アニメ「BLEACH」　168～189話「新隊長天貝繍助篇」: 風吹く荒野をのんびりと

2022年02月28日

【感想】アニメ「BLEACH」　168～189話「新隊長天貝繍助篇」

アニメオリジナル長編「新隊長天貝繍助篇」、dアニメストアで視聴しました。

【感想】アニメ「BLEACH」　154～167話「虚圏突入篇<後半>」
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202202article_17.html?1645402337

一護対グリムジョー戦が決着したところでアニメオリジナルシリーズ「新隊長天貝繍助篇」に突入。原作に追いつかないために今回も22話かけてオリジナルの話をやるわけですね。まあ原作1話を引き伸ばしてアニメで1話無理やり使うよりはよほど好印象。ただバウント篇とかと違ってテレビシリーズの中でもパラレルという扱いっぽいですね。劇場版をテレビでやってるようなものかも。
それとこのシリーズからテレビの画面サイズは16:9に。このへんも昔の作品なので時代の変化を感じさせますねー。

反逆したギンの代わりに三番隊隊長になったのは長く遠征に出てた天貝繍助(堀内賢雄)。「あまがいしゅうすけ」って読むんですね。三席にも貴船理(緑川光)が就任。オリジナルキャラだから最終的にはいなくなりそうだし悪党なのかと思ったらむしろいい人っぽいので出だしは意表を突かれました。三番隊副隊長のイヅルがこのシリーズの主人公的ポジションになってますね。

一方で普通に学園生活を送る一護たちのクラスに転校生として現れたのは霞大路瑠璃千代(高木礼子)とお付きの死神・犬龍(高橋広樹)と猿龍(置鮎龍太郎)。犬と猿ということは犬猿の仲的な意味なのかと思いましたが仲は普通に良いですね。名前と言えば今になって気がつきましたが、石田とチャドは雨「竜」と泰「虎」で竜虎なんですね。

霞大路家のお家騒動に巻き込まれて用心棒を引き受けることになった一護。
しかし本編とは違って平和に生活してる一護たちを見てるとちょっとほっとしますね。特にずっと酷い目に遭って暗い顔し続けてた織姫が明るくふわふわしたいつもの楽しそうな様子だと特に。

この霞大路家と天貝新隊長の話がどうつながるのかと思ってたら貴船が関わっていることが明らかに。声が声だったので最初から怪しくはありましたが(笑)。こちらはイヅルが一騎討で撃退、しかしどういう形で今回のシリーズが終わるのかと思ってたらなんとこれまで全く怪しさを見せてなかった天貝が黒幕だということが明らかに。これはさすがに驚きましたねー。ここまでずっと善人だと思ってたので最後は誰かをかばって死ぬかまた討伐任務に出るという形で去るのかと思ってた。

死神の霊圧を奪って強くなる「獏爻刀(ばっこうとう)」を巡る戦い、天貝の目的は父を殺した山本総隊長への復讐だったというわけですね。山本の斬魄刀も無力化する能力なのに一護には通じず。虚化できることがその効果を弱めてたわけですが、このへんは後の千年血戦篇にも通じるものがありますねー。天貝は真実が誤解だったと知って自ら死を選んで決着。

というわけでアニメオリジナルストーリー「新隊長天貝繍助篇」を視聴終了。オリジナルなので今回も飛ばせそうなとこはさくさく飛ばしていったので短時間で視聴できました。無理に見なくてもいい話ではありますけど、10月からの千年血戦篇を楽しむためにはやはり見ておいたほうがいいですよね。霞大路家のキャラも出てこないとは限りませんし。
しかしこれでついに189話視聴で全366話の半分を超えましたよ。視聴開始してまだ一ヶ月半くらいですがまさかここまで来れるとは。ゴールがうっすら見えて来たかも。

次は原作のストーリーに戻ることになりますね。190～205話「破面・VS.死神篇」を視聴します！

【感想】アニメ「BLEACH」　190～205話「破面・VS.死神篇」
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