【感想】アニメ「BLEACH」　154～167話「虚圏突入篇<後半>」: 風吹く荒野をのんびりと

2022年02月21日

【感想】アニメ「BLEACH」　154～167話「虚圏突入篇<後半>」

十刃たちと激闘を繰り広げる一護たち。「虚圏突入篇」の後半をdアニメストアで視聴しました。

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劇場版2作目を視聴し終わったのでテレビシリーズに復帰。「虚圏突入篇」の後半を視聴するわけですが、この14話分は一護たち5人それぞれの戦いが描かれてて面白いんですよねー。というわけでそれぞれのバトルごとに感想を。きっちり別々の場所で戦ってますしね。

〇石田&ペッシェ対チルッチ

十刃落ち・No.105のチルッチ(桑島法子)と戦う石田はなぜかペッシェとタッグを組むことに。まあタッグと言ってもペッシェはほとんど足を引っ張る側でしたが石田との漫才コンビが面白かったからいいか(笑)。ただこの「破面篇」はほんとに重くてえぐい話が続くんでネル・ペッシェ・ドンドチャッカの存在が癒しというか救いになってるのも確か。
それはともかく石田の戦いは毎回スタイリッシュでほんとかっこいいですねー。新武器の「ゼーレシュナイダー」って名前も最高(笑)。アニメオリジナルの「バウント篇」に続いて女性キャラとのバトルでしたが今回も勝利。敗れたチルッチも千年血戦篇で再登場するようですね。

〇チャド対ガンテンバイン

十刃落ち・No.107のガンテンバイン(船木真人)と単独で戦うチャド。ようやく同格の相手とのちゃんとしたバトルがチャドにもやってきたわけですねー。「巨人の右腕」と「悪魔の左腕」という新たな能力を手に入れて快勝。しかし直後にノイトラが現れてやられてしまうあたり運がないというか。原作ではこういうバトルはこれが最後だった気がしますけどアニメでは活躍の場はあるんだろうか。

チャドの霊圧が消えたことで動揺する一護たち、そして織姫。冷徹な言葉を投げかけるウルキオラをひっぱたきますが、口より先に手が出る女性だらけな中で例外的な存在の織姫がこういう行動に出るのは珍しいですね。ここからのウルキオラの変化も見どころのようですがあまり覚えてないのでしっかり注目していきたいですね。

〇ルキア対アーロニーロ

降格組ではなく本物の十刃、No.9・アーロニーロ(関俊彦)と戦うことになったルキア。昔コミックで読んでた時は海燕のエピソードの辺りは読んでなかったので話が良くわかってませんでしたが今度はしっかり理解。しかし親しみやすくてほんとに気を許せそうな海燕から冷酷なアーロニーロへと切り替わる関俊彦の演技がすげえ。
最終的にルキアが勝利を収めますがこれってものすごい戦果ですよねー。ルキアは本編開始でいきなり力を全て一護に渡したのでその実力は破面篇になるまではっきりしませんでしたけど、No.16のディ・ロイだけでなく実力的には最下級のギリアン級とはいえ本物の十刃に勝利するとは。実力は席官クラスとの評価でしたがこの功績だけでも大きすぎる。原作の最後で隊長に就任したのも当然かも。

〇恋次&石田対ザエルアポロ(第1R )

恋次の前に現れたのは十刃No.8・ザエルアポロ(鳥海浩輔)！
「獄頤鳴鳴篇」でも地獄の獄吏として現れたのでここは一番注目して見ておきたいところ。グリムジョーの部下として現れて恋次に倒されたイールフォルトの弟だったんですねー。すでに能力を全て解析されていた恋次は卍解が使用不能に。そこに救援に現れたのは石田！
最初に遭遇した時は実力の20%しか使えない恋次に手も足も出なかった石田ですけどこの時点だとどっちが強いんだろう。いずれにしてもこの二人がタッグを組むというのは熱い展開ですねー。恋次が時間を稼いで石田が破芒陣(シュプレンガー)でフィニッシュという連携がかっこいい！
しかしこれでも倒せないってのがしぶといというか強すぎるというか。

〇一護対ウルキオラ(第1戦)

織姫を連行したのがウルキオラと知り激怒する一護。因縁の対決の第1ラウンド、しかし虚化しても十刃No.4のウルキオラには全く通じず完敗する一護。片腕失ってたグリムジョーにも勝てなかったので当然とはいえこの差をどう埋めるかですねー。

〇一護対グリムジョー(最終戦)

一護と戦うために織姫を連れ出して現れたグリムジョー。原作では織姫に酷い暴力をふるっていたロリとメノアはグリムジョーに逆に半殺しにされてましたけどアニメではさすがにマイルドになってましたね。脚ごとぶったぎるとかはさすがにテレビでは無理か。そのぶんロリも原作よりクズ度が抑え目だったような気も。

織姫に治してもらってお互いベストの状態でバトルを開始、虚化時間の伸びた一護は本気のグリムジョーに対してついに勝利。これで一護も十刃中堅クラスの実力は手に入れたということかな。お互い小細工なしで真っ向勝負での戦いでしたね。

これでようやく織姫を連れ戻せる、というラストで二人が手を取り合ったところでこのシリーズは終了。ただまだまだこの先も困難が待ち構えてるんですよね。思えば尸魂界篇でルキアを助けた時は「護るのは恋次の役目」とすぐに預けてましたけど、織姫に対しては自分が護ると宣言してるので果たしてそれをやり遂げることができるか。最終的に結婚するこの二人にとってはまだまだ試練が続くわけですね。

というわけで「虚圏突入篇」も視聴完了！
全366話中167話視聴したので残り199話！　……先はまだ長い(笑)。しかし配信されてる破面篇決着までは316話なのでそれ基準で行くと半分以上視聴したことになりますね。一ヶ月くらいでよくこんなに見たものだ。とりあえずこれで最初の区切りに到着できたかも。次の区切りは配信分の316話までで、最後の区切りが配信されてない「死神代行消失篇」までですね。こちらも配信してくれればいいんですが。いずれにしてもあと199話+劇場版2話、10月の「千年血戦篇」までにこのままならコンプリート出来そう。

次はアニメオリジナル長編である168～189話「新隊長天貝繍助篇」。「大人の事情」で本編とは別時空みたいな話をやるようですね(笑)。作者自身もストーリーの会議とかには立ち会ってるようですがそこまで真剣に視聴はしなくても良さそうなので流しながらさくさく見ていきたいですね。

【感想】アニメ「BLEACH」　168～189話「新隊長天貝繍助篇」
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202202article_21.html?1645995997