【感想】ソードアート・オンラインⅡ 全24話
ソードアート・オンライン2期を視聴しました。
先日SAO1期をきちんと初めて視聴したんですが。
【感想】ソードアート・オンライン(1期) 全25話+Extra Edition
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202112article_16.html
総集編ではるか昔に見たことがあったとはいえきちんと通して見ても面白かったので続編もいずれ見てみようと思ってたんですよね。しかしこういうのは興味のあるうちに見ておくのが一番なのでそのまま2期にあたる「ソードアート・オンラインⅡ」を視聴することにしました。全24話を視聴。
ただ実のところ以前からそんなにこの2期は興味なかったんですよね。FPSの世界観みたいだしそんなに楽しめるのかと。しかし視聴しだすと面白いですねー。この作品が扱ってるのは「剣と魔法のファンタジー」ではなくあくまで「オンラインゲーム」だからなんでしょうね。なので全く違う世界観でも楽しめるのがわかりました。
ストーリーは前作の1年後。ということは1期1話からもう3年経過したことになのか。FPSゲームをVRMMOで戦う「GGO」で殺されたプレイヤーが現実世界でも死亡するという事件が発生して調査を依頼されたキリト。前作で死亡した茅場が世界に巻いたシードのおかげでどのゲームにも自分のステータスをコンバートできるってのは大きいですねー。すべて引き継げるわけじゃないですけどある程度は無駄にならない。キリトが女の子のアバターで戦うと思っててそのへんもちょっと視聴をためらってた部分ですが、実際は女の子みたいな中性的な外見ってだけだったんですね。もっとも女性らしいスタイルでなければ他のプレイヤーからそんなに興味はもたれない気もしますが。
物語は楽しい世界観よりも殺し合いというか戦闘に特化したゲームですね。そこでキリトはSAOで自分が犯した殺人と向き合うことになるという。いずれも殺さざるをえない状況ではあったもののゲームで殺した3人が現実でも死んでいるというのはやはりトラウマになりますよねー。そしてゲーム内で出会った女の子のスナイパー・シノンもまた過去に現実世界で正当防衛とはいえ銀行強盗を射殺していて苦しんでいるという。この重いテーマとゲーム内殺人を行う「デス・ガン」の謎によるサスペンスがすごく面白い。もっとも決着は意外とあっけなかった気がしますが。どうやってリアルでも殺害してるのかと思ったらあまりにずさんすぎるやり方だったので死亡時間もゲーム内で特定できること考えたら監視カメラとかで特定されてあっさり捕まりそうな気も。ただ犯人はある意味茅場の犠牲者と言えるかもしれませんね。
しかし本戦でキリトとシノンが共闘してましたけど30人もプレイヤーがいたら他にも手を組んでた出場選手はいなかったんだろうか。
後半は舞台を戻してファンタジー世界「ALO」での冒険。3話ほどのキャリバー編で初めて何のリスクもなく楽しいゲームだけの冒険が描かれましたねー。しかしこの作品、VRMMOの危険というか恐怖をさんざん描いてますけど一方で楽しさも存分に伝わるのでやって見たくなる。この作品みたいにフルダイブとかの技術はまだないですけど、そのうちVRヘッドセットを購入してプレイして見たくなってきましたよ。本格的なMMOとかはわずらわしかったりいろいろ対人トラブルも多いようなので手は出さないと思いますけど。
その次のマザーズロザリオ編ではアスナが主人公。放任されてるキリトの家と違って非常に厳しい家庭環境なのがわかりますね。アスナと母親との確執と和解が描かれるわけですが、母親側は勝手に結婚相手を決めようとするのは論外としてもそれ以外はわからないでもない部分もあるんですよね。SAOサバイバーばかりいる学校にずっとい続けるのってリスクも大きそうですし。例のラフィンコフィンの元メンバーあたりが現実世界でもまた犯罪者になってその後週刊誌とかにSAO時代の武勇伝、つまり殺し合いをしてたことをばらしたら世間から白眼視されるのは確実ですしねー。早めに違う学校に移って関係を断ったほうが安全な気も。まあそれにアスナも13時半から18時半までゲームやってるならたとえ土日だけだったとしても週に10時間は遊んでるのでもっと理解のある普通の親だとしてもあまりいい顔はしないでしょうね。それと付き合ってるキリトも表面だけ見ればゲームばかりやっててバイクを乗り回し大人が出入りするようなバーで遊んでる不良少年と認識できなくもない。ていうかあんなことに巻き込まれたのにVRで遊ぶのを許可してくれてるほうが意外ですが、自分たちが勝手に決めた婚約者の須郷のせいでさらに酷い目に遭わせてしまった負い目もあるのでそのくらいは容認せざるを得なかったのかな。
「誰かを支えるなら自分も強くあらねば」とアスナのさらなる成績アップを条件に現状維持を認めてくれましたけど、実際本当に困難が襲ってくるのはこれからかもしれませんねー。
アスナが出会った「絶剣」ユウキとそのギルドメンバーによってVRフルダイブ世界のまた違う側面が描かれましたが、こうやってただ仮想世界でバトルするだけじゃなく現実世界ともリンクしてもっと物語が広がっていってるのは面白いですねー。
というわけであまり期待してなかったこの2期もほんとに面白かった。ここまで来たら次の「アリシゼーション」と「アリシゼーション War of Underworld」も視聴していきたいですね。合わせて47話くらいありますけどこの面白さならすぐに視聴できそう。ただその前に久しぶりに「オーディナル・スケール」を視聴してみようかな。確か2期の後の話でシノンなんかもちょっと出てた気がしますしね。
ソードアート・オンラインII Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版) - 川原礫, 伊藤智彦, 足立慎吾, 山下祐, 梶浦由記, 松岡禎丞, 沢城みゆき, 戸松遥, 竹達彩奈, 伊藤かな恵
先日SAO1期をきちんと初めて視聴したんですが。
【感想】ソードアート・オンライン(1期) 全25話+Extra Edition
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202112article_16.html
総集編ではるか昔に見たことがあったとはいえきちんと通して見ても面白かったので続編もいずれ見てみようと思ってたんですよね。しかしこういうのは興味のあるうちに見ておくのが一番なのでそのまま2期にあたる「ソードアート・オンラインⅡ」を視聴することにしました。全24話を視聴。
ただ実のところ以前からそんなにこの2期は興味なかったんですよね。FPSの世界観みたいだしそんなに楽しめるのかと。しかし視聴しだすと面白いですねー。この作品が扱ってるのは「剣と魔法のファンタジー」ではなくあくまで「オンラインゲーム」だからなんでしょうね。なので全く違う世界観でも楽しめるのがわかりました。
ストーリーは前作の1年後。ということは1期1話からもう3年経過したことになのか。FPSゲームをVRMMOで戦う「GGO」で殺されたプレイヤーが現実世界でも死亡するという事件が発生して調査を依頼されたキリト。前作で死亡した茅場が世界に巻いたシードのおかげでどのゲームにも自分のステータスをコンバートできるってのは大きいですねー。すべて引き継げるわけじゃないですけどある程度は無駄にならない。キリトが女の子のアバターで戦うと思っててそのへんもちょっと視聴をためらってた部分ですが、実際は女の子みたいな中性的な外見ってだけだったんですね。もっとも女性らしいスタイルでなければ他のプレイヤーからそんなに興味はもたれない気もしますが。
物語は楽しい世界観よりも殺し合いというか戦闘に特化したゲームですね。そこでキリトはSAOで自分が犯した殺人と向き合うことになるという。いずれも殺さざるをえない状況ではあったもののゲームで殺した3人が現実でも死んでいるというのはやはりトラウマになりますよねー。そしてゲーム内で出会った女の子のスナイパー・シノンもまた過去に現実世界で正当防衛とはいえ銀行強盗を射殺していて苦しんでいるという。この重いテーマとゲーム内殺人を行う「デス・ガン」の謎によるサスペンスがすごく面白い。もっとも決着は意外とあっけなかった気がしますが。どうやってリアルでも殺害してるのかと思ったらあまりにずさんすぎるやり方だったので死亡時間もゲーム内で特定できること考えたら監視カメラとかで特定されてあっさり捕まりそうな気も。ただ犯人はある意味茅場の犠牲者と言えるかもしれませんね。
しかし本戦でキリトとシノンが共闘してましたけど30人もプレイヤーがいたら他にも手を組んでた出場選手はいなかったんだろうか。
後半は舞台を戻してファンタジー世界「ALO」での冒険。3話ほどのキャリバー編で初めて何のリスクもなく楽しいゲームだけの冒険が描かれましたねー。しかしこの作品、VRMMOの危険というか恐怖をさんざん描いてますけど一方で楽しさも存分に伝わるのでやって見たくなる。この作品みたいにフルダイブとかの技術はまだないですけど、そのうちVRヘッドセットを購入してプレイして見たくなってきましたよ。本格的なMMOとかはわずらわしかったりいろいろ対人トラブルも多いようなので手は出さないと思いますけど。
その次のマザーズロザリオ編ではアスナが主人公。放任されてるキリトの家と違って非常に厳しい家庭環境なのがわかりますね。アスナと母親との確執と和解が描かれるわけですが、母親側は勝手に結婚相手を決めようとするのは論外としてもそれ以外はわからないでもない部分もあるんですよね。SAOサバイバーばかりいる学校にずっとい続けるのってリスクも大きそうですし。例のラフィンコフィンの元メンバーあたりが現実世界でもまた犯罪者になってその後週刊誌とかにSAO時代の武勇伝、つまり殺し合いをしてたことをばらしたら世間から白眼視されるのは確実ですしねー。早めに違う学校に移って関係を断ったほうが安全な気も。まあそれにアスナも13時半から18時半までゲームやってるならたとえ土日だけだったとしても週に10時間は遊んでるのでもっと理解のある普通の親だとしてもあまりいい顔はしないでしょうね。それと付き合ってるキリトも表面だけ見ればゲームばかりやっててバイクを乗り回し大人が出入りするようなバーで遊んでる不良少年と認識できなくもない。ていうかあんなことに巻き込まれたのにVRで遊ぶのを許可してくれてるほうが意外ですが、自分たちが勝手に決めた婚約者の須郷のせいでさらに酷い目に遭わせてしまった負い目もあるのでそのくらいは容認せざるを得なかったのかな。
「誰かを支えるなら自分も強くあらねば」とアスナのさらなる成績アップを条件に現状維持を認めてくれましたけど、実際本当に困難が襲ってくるのはこれからかもしれませんねー。
アスナが出会った「絶剣」ユウキとそのギルドメンバーによってVRフルダイブ世界のまた違う側面が描かれましたが、こうやってただ仮想世界でバトルするだけじゃなく現実世界ともリンクしてもっと物語が広がっていってるのは面白いですねー。
というわけであまり期待してなかったこの2期もほんとに面白かった。ここまで来たら次の「アリシゼーション」と「アリシゼーション War of Underworld」も視聴していきたいですね。合わせて47話くらいありますけどこの面白さならすぐに視聴できそう。ただその前に久しぶりに「オーディナル・スケール」を視聴してみようかな。確か2期の後の話でシノンなんかもちょっと出てた気がしますしね。
ソードアート・オンラインII Blu-ray Disc BOX(完全生産限定版) - 川原礫, 伊藤智彦, 足立慎吾, 山下祐, 梶浦由記, 松岡禎丞, 沢城みゆき, 戸松遥, 竹達彩奈, 伊藤かな恵
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