【雑記】ネットカフェでサッカー漫画「ブルーロック」を読んでみました。

アニメ化するというので11~12巻くらいまでどんな作品なのかと。

週刊少年マガジンで連載している「ブルーロック」がアニメ化されるという記事を見たんですよね。読んだことはなかったんですが、FWだけ集めて世界に通用するストライカーを作る、というなにやら普通のサッカー漫画とは違うっぽいのに興味がわいてちょっと読んでみることに。


どんな漫画かと思って読み始めると高校生の中から300人セレクトして「ブルーロック」という監獄に閉じ込め、最後の一人になるまで勝ち上がるという育成。ようするに「デスゲーム」をサッカーでやろうというものなんですね。でまあ読み始めたわけですがこれがなかなか面白い。世界一のストライカーの例としてカントナを持ち出したのはちょっと首をひねりましたが、まあ他にもいろいろある現実の選手に関する話題に関しては適当にスルー(笑)。あくまで漫画として面白ければそれでいいので。ちなみに僕個人はストライカーの優劣は当然ながら数字が全てだと思ってます。FWとストライカーはまた違うというか。

ただ話が進むにつれてどんどん面白くなってきてヒットしてるのも納得。蹴落とし合い、しかもそれを煽られてるので敵チームと組んで裏切るなんて選手も。特に面白くなってきたと感じたのは二次選考での仲間の奪い合いですね。最初は3人で組んで負けたら仲間を奪われ、勝てば逆に奪い返せるというルール。初戦で負けて意気投合してる仲間を奪われ、そこから今度は勝ち上がっていくわけですが負けたチームから誰を選ぶのかというのでも目が離せない。一次選考の時に共に戦った仲間がいるのでそちらを見捨てるのかという葛藤も。ただ主人公側も敵側も結局、自分たちに一番プラスになるメンバーを優先してるのでそこは意外と嫌な気分にならないというか。最後の試合では主人公チームが負けたけど主人公だけ選ばれて引き抜かれるというのもなかなかない展開ですよね。
主人公自身は空間認識能力とダイレクトシュートの才能を開花させて生き残っていきますけど、タイプ的にはセカンドトップというか絶対的なエースと組んで力を発揮するみたいですしこのブルーロックの目的からすると最終的には脱落しそうですがどうなるか。むしろすごく日本人的なFWという印象ですしね。

というわけでこの二次選考が終わったあたりまで読みましたが、サッカー漫画というよりこういうデスゲーム的な駆け引きの漫画として読むとかなり新鮮で面白かったですねー。ただ普通にサッカーやり始めたらいろいろ粗が見えてきそうですし、最後の一人が決まったところで完結するのが一番良さそうな気も。もっともそうなってからさらに面白くなるという可能性もありますけどね。キャラクターたちが魅力的なのも面白さの一つかな。作画もいい。


いずれにしてもなかなか面白かったので続きも読みたくなりました。アニメが始まったら見てみようかな。


ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス) - 金城宗幸, ノ村優介
ブルーロック(1) (週刊少年マガジンコミックス) - 金城宗幸, ノ村優介

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