【感想】「機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN」(サンライズフェスティバル2021 REGENERATION)
ガンダムAGEをサンライズフェスティバルで鑑賞! 新宿ピカデリーに行ってきました!
10/15はサンライズフェスティバル2021「ブレンパワード」に行ってきたんですが。
【感想】「ブレンパワード」(サンライズフェスティバル2021 REGENERATION)
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202110article_17.html
今回はガンダムAGE! 劇場で見られる機会ができるとは。ブルーレイも購入してたんですよねー。これはいかなくては。
【感想】機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~ 前編【Blu-ray】
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201307article_24.html
【感想】機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~ 後編【Blu-ray】
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201307article_25.html
今回も新宿ピカデリーへ。ゲストは綿田慎也監督。今回も入場時にマスクケースをもらいました。来場者の年齢層は2日前のブレンパワードと違って若いですねー。今年で10周年ということはまだ10年しかたってないとも言えますしね。そしてまずはトークショーから。綿田監督はテレビシリーズの時は1クールに1話演出担当みたいな感じだったので全世代をそれぞれ描いたのでわりと俯瞰して作品を見ることができたとか。フリット編の時はちょうどユリンの死の回を担当したとのこと。
質問コーナーではいろいろ答えてくれてました。このOVAはゼハートのラストシーンを最後に考えてそこから逆算して必要なシーンを作っていったとか。モビルスーツクラブのエピソードはあれだけで一本違う作品が作れるような部活ものとして作ってたとか。アセム編以外でフリット編とかキオ編でOVAやるとしたらユリンや退役後のロマリーをディーヴァに乗せるかもとか。キオが父親であるアセムと再会するシーンはロマリーがいたらまた違ったものが作れるはずとか。
なにやらAGE関連でまだ発表できない企画もいろいろ進んでるとのことなので今後が楽しみですねー。
そしてイベント後は本編上映!
ほんとに久しぶりの視聴だったのでいろいろ忘れてた部分もあってそのぶん新鮮。ゼハートが正体を隠して1年間アセムやロマリーたちと共にモビルスーツクラブの仲間として過ごすシーンがほんとにじっくり描かれてるんですよねー。そしてこれがあるからこそこの後のストーリーへの感情の揺さぶられ方も全然違ってくるわけで。
登場する機体なんかも見ると思いだすものが多くて懐かしい。戦闘シーンはほんとよくできてて大画面で見られて感動。このOVAではテレビシリーズでは登場しなかった機体やバリエーションも出てるんですよね。AGE-1ソーディアとか。このへんはおもちゃを売るためではなくファンサービスとして入れていったと綿田監督が語ってました。
ゼハートの正体が判明してからのアセムの苦悩や壁に当たるところなんかもほんと王道的展開ですよねー。Xラウンダーというパイロット能力の適性が主人公なのにD判定という普通ならありえない挫折も。これも主人公が三世代だからできることでしょうけど。しかしだからこそウルフの死で能力者でなくても「スーパーパイロット」としてデシルを撃破するシーンはほんと燃えるんですよねー。BGMの「ガンダムAGE-2~運命の先へ」はほんと最高の曲。それと何よりアセム役の江口拓也の演技がすごく感情移入出来て素晴らしい。
アセムとゼハートが対立するシーンでロマリーが割って入ってゼハートをかばうシーンはアセムの悔しさとか嫉妬心が痛いくらいにわかるんですが、一方でロマリーも嫌いになれないというか彼女の気持ちもよくわかるんですよね。どっちかの味方とかではなく二人ともほんとに大事なんだろうなあと。ラストシーンで星空を見上げるロマリーがこのOVAで追加されたのもいい補完。できるならほんとにディーヴァにロマリーが乗ってて彼女の心情が描かれても良かったかもしれませんね。
しかしキオ編に入ってからはほんとテレビ見てないと置いてけぼりっぽい流れですが(笑)。そしてゼハートがどんどん死者の幻影に追い詰められていく描写は見ててしんどいですねー。もうほとんど最後は半ば狂ったような状態で戦場に出てますが、アセムとの決着の後でそれでも友達と言ってくれたことは悲惨すぎる人生だったゼハートにとっても救いだったんだろうなあ。
こうして久々の視聴を映画館でという最高の体験ができて終了。もっとも上映が終わっても数分間照明がつかなくて待たされましたが。何かトラブルでもあったのかな。何か特報でもあるとみんな期待してたのかおとなしくほとんどの人は席に座ってましたね。
と、ここまで書いた後で上に貼ってる8年前に書いた感想記事を読み返してみましたが感想はほとんど変わってない(笑)。ただ、やっぱりゼハートがアセムと敵対するのではなく和解して共に戦うような展開も見てみたかったかも。同胞を裏切るようなマネは出来ないでしょうから難しいとは思いますけどね。アセムのことを戦うには優しすぎると言ってましたがそれはむしろゼハートの方だったのかも。いっそアセムと一緒に海賊として第三勢力となるという形なら可能だったのかな。
というわけでサンライズフェスティバルという機会にガンダムAGEに浸ることができました。今後の動きも注目したいですね!
![機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN [Blu-ray] - 江口拓也, 神谷浩史, 花澤香菜, 綿田慎也](https://m.media-amazon.com/images/I/515pUHwFlNL._SL160_.jpg)
機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN [Blu-ray] - 江口拓也, 神谷浩史, 花澤香菜, 綿田慎也
10/15はサンライズフェスティバル2021「ブレンパワード」に行ってきたんですが。
【感想】「ブレンパワード」(サンライズフェスティバル2021 REGENERATION)
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202110article_17.html
今回はガンダムAGE! 劇場で見られる機会ができるとは。ブルーレイも購入してたんですよねー。これはいかなくては。
【感想】機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~ 前編【Blu-ray】
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201307article_24.html
【感想】機動戦士ガンダムAGE~MEMORY OF EDEN~ 後編【Blu-ray】
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201307article_25.html
今回も新宿ピカデリーへ。ゲストは綿田慎也監督。今回も入場時にマスクケースをもらいました。来場者の年齢層は2日前のブレンパワードと違って若いですねー。今年で10周年ということはまだ10年しかたってないとも言えますしね。そしてまずはトークショーから。綿田監督はテレビシリーズの時は1クールに1話演出担当みたいな感じだったので全世代をそれぞれ描いたのでわりと俯瞰して作品を見ることができたとか。フリット編の時はちょうどユリンの死の回を担当したとのこと。
質問コーナーではいろいろ答えてくれてました。このOVAはゼハートのラストシーンを最後に考えてそこから逆算して必要なシーンを作っていったとか。モビルスーツクラブのエピソードはあれだけで一本違う作品が作れるような部活ものとして作ってたとか。アセム編以外でフリット編とかキオ編でOVAやるとしたらユリンや退役後のロマリーをディーヴァに乗せるかもとか。キオが父親であるアセムと再会するシーンはロマリーがいたらまた違ったものが作れるはずとか。
なにやらAGE関連でまだ発表できない企画もいろいろ進んでるとのことなので今後が楽しみですねー。
そしてイベント後は本編上映!
ほんとに久しぶりの視聴だったのでいろいろ忘れてた部分もあってそのぶん新鮮。ゼハートが正体を隠して1年間アセムやロマリーたちと共にモビルスーツクラブの仲間として過ごすシーンがほんとにじっくり描かれてるんですよねー。そしてこれがあるからこそこの後のストーリーへの感情の揺さぶられ方も全然違ってくるわけで。
登場する機体なんかも見ると思いだすものが多くて懐かしい。戦闘シーンはほんとよくできてて大画面で見られて感動。このOVAではテレビシリーズでは登場しなかった機体やバリエーションも出てるんですよね。AGE-1ソーディアとか。このへんはおもちゃを売るためではなくファンサービスとして入れていったと綿田監督が語ってました。
ゼハートの正体が判明してからのアセムの苦悩や壁に当たるところなんかもほんと王道的展開ですよねー。Xラウンダーというパイロット能力の適性が主人公なのにD判定という普通ならありえない挫折も。これも主人公が三世代だからできることでしょうけど。しかしだからこそウルフの死で能力者でなくても「スーパーパイロット」としてデシルを撃破するシーンはほんと燃えるんですよねー。BGMの「ガンダムAGE-2~運命の先へ」はほんと最高の曲。それと何よりアセム役の江口拓也の演技がすごく感情移入出来て素晴らしい。
アセムとゼハートが対立するシーンでロマリーが割って入ってゼハートをかばうシーンはアセムの悔しさとか嫉妬心が痛いくらいにわかるんですが、一方でロマリーも嫌いになれないというか彼女の気持ちもよくわかるんですよね。どっちかの味方とかではなく二人ともほんとに大事なんだろうなあと。ラストシーンで星空を見上げるロマリーがこのOVAで追加されたのもいい補完。できるならほんとにディーヴァにロマリーが乗ってて彼女の心情が描かれても良かったかもしれませんね。
しかしキオ編に入ってからはほんとテレビ見てないと置いてけぼりっぽい流れですが(笑)。そしてゼハートがどんどん死者の幻影に追い詰められていく描写は見ててしんどいですねー。もうほとんど最後は半ば狂ったような状態で戦場に出てますが、アセムとの決着の後でそれでも友達と言ってくれたことは悲惨すぎる人生だったゼハートにとっても救いだったんだろうなあ。
こうして久々の視聴を映画館でという最高の体験ができて終了。もっとも上映が終わっても数分間照明がつかなくて待たされましたが。何かトラブルでもあったのかな。何か特報でもあるとみんな期待してたのかおとなしくほとんどの人は席に座ってましたね。
と、ここまで書いた後で上に貼ってる8年前に書いた感想記事を読み返してみましたが感想はほとんど変わってない(笑)。ただ、やっぱりゼハートがアセムと敵対するのではなく和解して共に戦うような展開も見てみたかったかも。同胞を裏切るようなマネは出来ないでしょうから難しいとは思いますけどね。アセムのことを戦うには優しすぎると言ってましたがそれはむしろゼハートの方だったのかも。いっそアセムと一緒に海賊として第三勢力となるという形なら可能だったのかな。
というわけでサンライズフェスティバルという機会にガンダムAGEに浸ることができました。今後の動きも注目したいですね!
![機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN [Blu-ray] - 江口拓也, 神谷浩史, 花澤香菜, 綿田慎也](https://m.media-amazon.com/images/I/515pUHwFlNL._SL160_.jpg)
機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN [Blu-ray] - 江口拓也, 神谷浩史, 花澤香菜, 綿田慎也
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