【感想】OVA「銀河英雄伝説」外伝2 (全14話)
「螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)」がが収録された外伝2をdアニメストアで視聴しました。
【感想】OVA「銀河英雄伝説」本伝・第2期 27~35話
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202009article_23.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」外伝3 (全16話)
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202009article_24.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」本伝・第1期 1~16話
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202009article_27.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」本伝・第1期 17~26話
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202010article_6.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」外伝4 (全22話)
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202010article_15.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」外伝1 (劇場版全3作)
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202010article_19.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」本伝・第2期 36~44話
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202010article_23.html
【感想】OVA「銀河英雄伝説」本伝・第2期 45~54話
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202010article_26.html
原作を再読しながらのOVA再試聴、これで外伝はコンプリートしたことになります。しかしdアニメストアに加入して月額440円でこれだけ見てたら元を取るどころの話じゃないですね(笑)。
さて、この「螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)」は最後に書かれた原作小説でもありますね。半世紀近くも前に活躍した同盟の英雄、ブルース・アッシュビーたち「730年マフィア」が完勝した第2次ティアマト会戦を巡る陰謀に若きヤン・ウェンリーが関わる物語。第1話では原作1巻の最初に描かれていたエル・ファシル脱出行がついにきちんとアニメ化されてるんですよねー。OVAのシリーズをどこから見るかというのはいろいろ言われてますが、個人的にはこの「螺旋迷宮」1話だけは本伝1期視聴の前に見ておいたほうがいいと思います。最初にアニメ化された「わが征くは星の大海」の時点でヤンがエル・ファシルの英雄と呼ばれてることは語られてますし、本伝1期でもさんざん出てくる話題ですからね。
この「螺旋迷宮」ではヤンを故・富山敬氏に代わって郷田ほづみが担当。改めて久々に視聴してみるとこのヤンの声もこれはこれでけっこういいですね。本伝開始より8年も若い分、まだすれてないというか毒舌や皮肉も弱めな感じで(笑)。
しかし見返して感じるのは、ヤンって男はどうしても「銀河系最高の智将」というイメージで見てしまうのであらゆることに対して完璧に対応できると思いがちですが実際は決してそんなことはないんですよね。特に、自分の身の危険に対してはいまいち頭が働かないというか。思えば同盟政府に謀殺されそうになった時もそうでしたし、地球教に暗殺された時も睡眠導入剤を飲んでいたとはいえまるで何もできませんでしたしね。そのへんは悲しくもありますがヤンらしいと言えなくもない。
あとこのエピソードではパトリチェフがヤンの相棒役として実にいいキャラしてるんですよね、いいコンビにもなってますし。完結後に書かれた外伝でなければ本伝でもパトリチェフとヤンの絡みはもっと増えたかも。最初の部下となったパトリチェフがヤンと同じ日に死んだわけで、もしもあの世なんてものがあるならブルームハルトも加えて三人でわりとのんきに楽しくやってそう。一年後の同じ日に死んだシェーンコップも間違いなく合流するでしょうしね(笑)。
最後にケーフェンヒラーが調べた歴史資料は25年間封印されるわけですが、それが公開されたときに歴史家となったユリアンがヤンのバトンを受け取って真相を調査する、なんて展開になっても面白いでしょうね。キャゼルヌとアッテンボローにこの話を聞かされるでしょうし。
というわけでこれで外伝はコンプリートして残るは本伝3と4のみ。こちらも原作を読みつつ最後まで視聴していきたいですね!
【感想】OVA「銀河英雄伝説」本伝・第2期 27~35話
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原作を再読しながらのOVA再試聴、これで外伝はコンプリートしたことになります。しかしdアニメストアに加入して月額440円でこれだけ見てたら元を取るどころの話じゃないですね(笑)。
さて、この「螺旋迷宮(スパイラル・ラビリンス)」は最後に書かれた原作小説でもありますね。半世紀近くも前に活躍した同盟の英雄、ブルース・アッシュビーたち「730年マフィア」が完勝した第2次ティアマト会戦を巡る陰謀に若きヤン・ウェンリーが関わる物語。第1話では原作1巻の最初に描かれていたエル・ファシル脱出行がついにきちんとアニメ化されてるんですよねー。OVAのシリーズをどこから見るかというのはいろいろ言われてますが、個人的にはこの「螺旋迷宮」1話だけは本伝1期視聴の前に見ておいたほうがいいと思います。最初にアニメ化された「わが征くは星の大海」の時点でヤンがエル・ファシルの英雄と呼ばれてることは語られてますし、本伝1期でもさんざん出てくる話題ですからね。
この「螺旋迷宮」ではヤンを故・富山敬氏に代わって郷田ほづみが担当。改めて久々に視聴してみるとこのヤンの声もこれはこれでけっこういいですね。本伝開始より8年も若い分、まだすれてないというか毒舌や皮肉も弱めな感じで(笑)。
しかし見返して感じるのは、ヤンって男はどうしても「銀河系最高の智将」というイメージで見てしまうのであらゆることに対して完璧に対応できると思いがちですが実際は決してそんなことはないんですよね。特に、自分の身の危険に対してはいまいち頭が働かないというか。思えば同盟政府に謀殺されそうになった時もそうでしたし、地球教に暗殺された時も睡眠導入剤を飲んでいたとはいえまるで何もできませんでしたしね。そのへんは悲しくもありますがヤンらしいと言えなくもない。
あとこのエピソードではパトリチェフがヤンの相棒役として実にいいキャラしてるんですよね、いいコンビにもなってますし。完結後に書かれた外伝でなければ本伝でもパトリチェフとヤンの絡みはもっと増えたかも。最初の部下となったパトリチェフがヤンと同じ日に死んだわけで、もしもあの世なんてものがあるならブルームハルトも加えて三人でわりとのんきに楽しくやってそう。一年後の同じ日に死んだシェーンコップも間違いなく合流するでしょうしね(笑)。
最後にケーフェンヒラーが調べた歴史資料は25年間封印されるわけですが、それが公開されたときに歴史家となったユリアンがヤンのバトンを受け取って真相を調査する、なんて展開になっても面白いでしょうね。キャゼルヌとアッテンボローにこの話を聞かされるでしょうし。
というわけでこれで外伝はコンプリートして残るは本伝3と4のみ。こちらも原作を読みつつ最後まで視聴していきたいですね!
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