【感想】三国志演義(訳・立間祥介) 第六十一回~九十回

羅漢中の三国志演義、九十回まで読み終えました。

角川ソフィア文庫で読み始めた三国志演義、前回は2巻までの内容である六十回まで読み終えたんですよね。

【感想】三国志演義(訳・立間祥介) 第一回~三十回
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202001article_10.html
【感想】三国志演義(訳・立間祥介) 第三十一回~六十回
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/202001article_13.html

そして今回の3巻に収録されてるのは六十一回「趙雲江を截って阿斗を奪い 孫権書を遺して老瞞を退く」から九十回「巨獣を駆って六たび蛮兵を破り 藤甲を焼いて七たび孟獲を擒とす」まで。
吉川英治版の三国志しか読んでなかった僕としてはオリジナルである三国志演義ではどうだったのかという違いの確認が一番の興味でしたがこの巻もほとんど変わらないですね。ただまあこの3巻まで読んでて一番の違いはとにかく詩が毎回挿入されてることですね。このへんがかなり印象が変わってくる。もともと正史も読んでるのでそこまで意外な事実を知るというようなことはないわけですが。ていうかむしろこの演義は正史のエピソードをしっかり拾ってあるんだなあとむしろ感心。

あとやっぱり吉川版でも思ったことですが初期と後期で人間変わった人物は多いですねー。特に関羽なんて序盤は理性的で良識派という印象だったのに終盤にはもう傲慢極まりない感じになってますし。まあ正史に描かれてる関羽はむしろそっちなんですが。といっても現実でも年を取ると自制心を失う人というのは多いのでリアルと言えなくもない。逆に若いころは自信満々でそれこそ尊大にも見えた諸葛亮がだんだん落ち着いて控えめな慎重派になっていくのは面白いですね。
それと今ちょうどゲームの三國志14をやってるので地名とかマイナーな武将とかも容易にイメージできるので楽しい。

というわけでここまでは劉備の入蜀から諸葛亮の南蛮攻めまでが描かれたわけですが最後の4巻は諸葛亮の北伐とその後ですね。個人的に一番楽しみなのは五丈原以降かな。なにしろ吉川版ではダイジェストで終ってるので。
演義ではどれくらい細かく描写されてるのか楽しみです。


三国志演義 3 (角川ソフィア文庫) - 羅貫中, 立間 祥介
三国志演義 3 (角川ソフィア文庫) - 羅貫中, 立間 祥介

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