【感想】くろアゲハ 12巻

松岡対信愛のドリームマッチ! そしてますます暴走する直人と対峙するエイラ!

【感想】くろアゲハ 11巻
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201806article_13.html

えー、10巻でようやく発売してたぶんの電子書籍を全て集め終わり、11巻は6月の発売日に購入したこの「くろアゲハ」。その後は月刊マガジンの連載を追ってて12巻の発売日を待ってたわけですが。半年に一度のペースだったのでそろそろかななんて思ってたらなんともう発売してた! しかも10月に!
いやー、最近本屋に行くことがほとんどなくて全て電子書籍で済ませてたらこんなこともあるんですね。油断したぜ。あわてて購入しましたよ。まあ内容は全部すでに読んでるから良かったとはいえ。次は忘れないようにしなければ。


そしていよいよ始まった松岡と信愛のケンカ!
予想通り松岡が強い。あの信愛相手に互角に戦うとは。もう一度ジュンと戦ったらどうなるかな。信愛も子供の頃憧れた松岡とのバトルに卑怯な手は使わず正面から勝負するのは潔い。エイラが来たので水入りになりましたけどこのままやってたらどうなってたか。タフネスでは信愛に分がありますけど松岡の執念も半端じゃないですからねー。

一方でナオトは千聖を捕らえて首輪をつけ松岡の「MAD SPEED」を襲撃。エイラと松岡が駆けつけた時には血の海という。しかし報復しようとする松岡をアメリカ行きの夢のために押しとどめる近藤たちがかっこいい。松岡は仲間にも恵まれてますねー。そして自分が過去から来た松戸苦愛五代目であると明かしたエイラが結城を倒すことを宣言! 音遥と巽の2人と戦った五代目争い以来のハードなバトルになってきましたねー。燃えるぜ。
しかしナオトはエイラによく似た黒髪の女の髪の毛を切り刻んだりともう完全にやばい。感情が欠落してるので女にもまるで容赦がないというのが恐ろしい。エイラが気にしているというヤザワに対して不快感を抱き始めるナオト。もはや完全にパラレルワールドになってますけどやはりヤザワとの戦いは避けられないのか。

そしてついに成南に乗り込んだナオト。逃げようとするヤザワがいつものアンラッキーでナオトの前に現れてしまうことに(笑)。しかしここでローソンに乗ったエイラが登場してナオトと対峙。偶然自分のナイフがエイラの胸に突き刺さって殺したと思い込んだことでさらにやばい人格が現れ出るナオトがほんとに危険すぎる。「カメレオン」の時ももちろんヤバかったんですけどこれは放置したら史上最悪の大量殺人鬼になってしまいそうな。
しかしこのナオトに対してあくまで女の魅力で惚れさせようとするエイラもすごい。ていうかもう読んでるこっちも元は男だったことを忘れかけてる気が(笑)。ヤンキーの理想の女が具現化した存在とでも言えばいいのかな。とにかくいい女だほんと。

ナオトとエイラの勝負はヤザワの(本人の意志とは無関係の)乱入でお預けに。ナオトを煽るためにヤザワとともにローソンで去っていくエイラ。嫉妬の感情なのかさらに狂気を増していくナオト。果たしてこの勝負はどうなるのか!
くろアゲハ(12) (講談社コミックス月刊マガジン)
講談社
2018-10-17
加瀬 あつし

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