【感想】バキ 4~6話

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ついに始まった最凶死刑囚とのバトル。喧嘩師・花山とスペックが激突!

【感想】バキ 1~3話
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201807article_8.html

4話「死闘開始!!」
5話「まだやるかい」
6話「片平巡査の報告書」

地下闘技場で対面した刃牙たち地下闘技場戦士5名と最凶死刑囚5名。互いに好きなところで好きなように襲い合うという取り決めだけして別れることに。

その直後に互いに示し合わせて闘技場を出た独歩とドリアンが路上で激突!
しかしドリアンに左手首から先をアラミド繊維とチタニウムを焼結させた極細のラインで切断されてしまう!
いやー、いきなりえぐい描写が容赦ないですねー。ドリアン役の銀河万丈の演技も不気味さを際立たせて最高。その場を何とか切り抜けた独歩の反撃はなるか。

一方、シコルスキーは前回襲撃して深手を負わせた猪狩の逆襲を受けるも返り討ちに。こちらも顔面が切り裂かれたりとグロ描写連発ですねー。ていうかここまでやられて生きてるあたりこの作品の登場人物たちはそろいもそろってタフすぎる(笑)。

そして最初に本格的な戦いの火ぶたを切ったのは喧嘩師・花山薫とスペック!
原作でもものすごい勝負でわくわくしながら読んでましたけどこのバトルがついにアニメで見られるとは!
今回の地下闘技場代表5名の中で唯一ベスト8入りしていない花山ですけど鍛えることなくどんどん強くなっていってるんですよね。もともと攻撃力や耐久力は完成されているのであとは精神的な強さ、根性や気合いが充実してるかどうかだけなのかも。

これまで花山と戦う相手はみんなサイズで下回ってましたけどほぼ初めて同等である相手・スペックと戦うことに。この巨漢同士の激突はほんとものすごいド迫力。
何より花山がものすごくかっこいい!
自由の女神に素手で破壊寸前までダメージを与えたスペックの5分間無呼吸連打を一撃必殺のパンチで粉砕! 相手を立ち上がらせて「まだやるかい」と尋ねてからさらに一発入れ続ける容赦なさも最高。口の中に銃弾を叩き込まれて爆発させられてもびくともしない姿はそりゃスペックでもビビる(笑)。

しかしこの勝負はここからが本番だったんですよねー。気絶したスペックを警察まで送り届けた花山。それに対してスペックが逆襲!
警官から奪い取った拳銃や閃光弾を次々と使うスペックには原作を読んでた時は本気で「汚ねえぞこの野郎!」とブチ切れたものです(笑)。でもスペックは格闘家ではなく何でもありの殺し合いの世界に生きてきてるのでこれが普通なんですよね。単にダウンさせられたくらいで敗北を認めるなら死刑囚として逮捕された時点でそうなってるはずですし。
ですがそんなやりたい放題のスペックに対しあくまで己の肉体のみでねじ伏せていく花山はほんとにゾクゾクするぐらい圧倒的! 握撃で腕とのどをつぶしてスペックをついに叩き潰してしまうんですからねー。ほんとにすごい戦いだった。あくまでも喧嘩の美学を貫いた姿は片平巡査でなくても憧れてしまいますよね(笑)。そう言えばこの戦いを振り返って供述する片平巡査の役は天野ひろゆきでしたけどうまかったなあ。これだけセリフがあるのによくこなせるものだとちょっと感心。

言い訳しようのない完全な敗北をしたスペックは満足そうに老衰していくことに。治療する医者が語ったよもやま話に出てくるトレジャーハンターの老人同様、求め続けた敗北という最高の財宝を手に入れたということなんでしょうね。
それにしても容赦なく頬や腕がちぎれ飛ぶグロ描写が連発でしたがNetflixでなければ全部ぼかされてるんだろうなあ(笑)。

そして今度は学校で授業を受ける刃牙のもとにドイルが来襲!
日常生活を狙われた刃牙はどうする!

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