【感想】くろアゲハ 11巻

過去の世界で女体化してしまった英太。覚悟を決めて怪物・直人と対決!

【感想】くろアゲハ 10巻
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201804article_22.html

去年の11月から集め始めた「くろアゲハ」、10巻まで集め終わったのでこの11巻からは発売日に購入できました。電子書籍ですけど紙の本と配信日が同じなのはありがたい。

過去の自分を殴ってしまったせいか女の身体になってしまった英太。野生の嗅覚でそれに勘付いた信愛に襲われかけて絶体絶命(笑)。しかしシルビアによってなんとか窮地を救われる。過去の黒揚羽伝説は英太の姉の企てだったと知り、それを利用して本物の黒揚羽となり過去のレジェンドたちを全員惚れさせることを決意!
そしてその野望を叶えさせるために信愛は騎士となって戦うことを誓う。フルチンでアホな行動をとってるときはどうしようもない奴ですけど決めるときは決めるのでかっこいいですねー。もう一人の主人公としてどんどん男の魅力が増してるというか。僕も読んでてかなり信愛のことが好きになりだしてます。この漫画、英太と都姫というよりエイラと信愛のラブコメになってますね、完全に(笑)。

そしてエイラは暴走を続けるナオトから必死に逃げてきた杉本を発見。手当をしてやってるところに追ってきたナオトが登場!
「カメレオン」のときよりさらに凶悪になっているようにも見えるナオトですがそれに対して己の女の魅力で落としにかかるエイラ。そういえば旧作でのナオトは女と絡むことってほとんどなかったですよね。「女嫌いじゃなくて女が怖いんじゃないか」とエイラが指摘しましたけど母親がらみとかでなんか隠されたトラウマがあったりするのかも。
そんなエイラに襲い掛かるナオトを現れたシルビアが阻止! 殺意むき出しのシルビアから間一髪でエイラに救われたことからナオトの中に感情が芽生え始める。
しかしこれ完全に歴史が変わってますがどうなるんでしょうねー。パラレルワールドってことになるのかな。

今後の戦いに備えて杉本を仲間に加えるエイラたち。バイクを手に入れようともう一度過去の自宅に戻ってゼファーを盗もうとするが姉に見つかり半殺しの目に遭って失敗(笑)。
一方でエネルギーを持て余していた信愛は純菜と町で再会したことがきっかけで松岡と遭遇! わざと松岡を挑発してバトルへ!
これまた夢の対決ですねー。信愛はジュンと同レベルの強さってことですけど、松岡もかつてジュンにワンパンでKOされたもののあれからどんどん強くなってナオトと互角に近い戦いができるようになってましたからね。そう簡単に信愛と言えど勝てないのでは。何より純菜に手を出したと思い込ませたことで怒りゲージがやばいことになってるでしょうしね(笑)。これは次巻が楽しみ。

それから特別編として「カメレオン」の単行本未収録エピソードの71話「YAZAWA・ミステリーゾーン」が収録。「ブラックジャック」の「人生という名のSL」に影響されて描いたというヤザワがIF世界に迷い込むエピソードですけど、誰かにヤザワはこんなキャラじゃないみたいに言われて収録しなかったとか。ただ読んでみたら別にそんなことはなかったですね。全巻終わった後だとちゃんとヤザワだなと感じました。999のあれはさすがに無理らしいですけど(笑)。


というわけで12巻はまた半年くらい先でしょうけどそれまで待てないので最新の話は漫画喫茶ででも読んでおこうかな。


くろアゲハ(11) (講談社コミックス月刊マガジン)
講談社
2018-06-15
加瀬 あつし

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