【感想】映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王の復活

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妖怪ウォッチの映画を初めて劇場で見てきました!

妖怪ウォッチの劇場版を初めて、というより実は妖怪ウォッチ自体を初めて観たんですよね今回(笑)。そもそも予備知識ゼロなんで妖怪ウォッチってどういうアニメなのかもよく知らなかったという。とりあえず最初の劇場版が公開されたときは子供たちの間でものすごいブームだったというのは知ってますけど。
なんでまた観に行く気になったかというとヒロイン役を上白石萌音が演じるというのでちょっと興味がわいたんですよね。それだけじゃなくわりと声優も豪華だったのでけっこう面白そうだと。ゲゲゲの鬼太郎とコラボするというのは驚きましたが。主人公たちの年齢設定が13歳というのもちょっと見やすくなったかな。
それと前日に30分の特番を放送してくれたので劇場版過去3作に関しては予習ができたのでちょっと楽になりました。

てなわけで初日の第1回に鑑賞。子供たちの群れに囲まれるかもしれないのでどんな環境だろうとおとなしくしていようと思ってましたが(笑)。しかし意外にも親子連れだけではなく高校生くらいの女の子たちとかがけっこう見に来ててちょっと驚きました。声優ファンとかかな。いや普通に作品を好きな可能性もあるか。

で、本編ですが主人公は天野ナツメ(上白石萌音)・月浪トウマ(千葉雄大)・有星アキノリ(田村睦心)の三人。その中でもメイン主人公の立ち位置はナツメでしたね。これまでの主人公である天野ケータの娘だそうで。そういや30年後の未来の設定だそうですけど現代とほとんど世の中に変化がなかったような(笑)。
しかしナツメは性格も良くてかわいくてちょっとぼけてる部分も含めていい主人公でした。上白石萌音も相変わらずうまく演じてたなあ。今後もアニメの仕事増えそう。
一方でトウマは家族や友達とうまく触れ合うことができず孤独の闇を抱えている存在。そこをうまく利用されて前半は悪役・後半はヒーローとして立ち向かうキャラでした。演じる千葉雄大は以前「金田一少年の事件簿R」でゲスト出演した時に演技を聞いたことがありますがその時はそんなにうまくないかなという印象だったんですよね。しかし今回はものすごくうまくなっててちょっと驚きました。違和感なくハマってたなあ。叫ぶシーンとかも良かったし。

ストーリーは彗星の接近に伴い妖怪ウィルスのような存在の鬼まろによって人間たちが次々と妖怪化していきそれを防ぐために妖怪ウォッチに選ばれたナツメ、そして最初はそれを引き起こす側として利用されていたトウマたちが戦いを挑むという展開。全編バトルバトルといった感じで退屈しなかったですねー。主人公たちの年齢のおかげもあるでしょうけど。ただメインターゲットである小学生くらいはどうなんだろう。

ゲスト出演であるゲゲゲの鬼太郎チームはほんとにゲストって感じでしたね。利用されたあげくに死にかけているトウマを救うため心の中に入って助けに行こうとするナツメ。それに手を貸してくれるという役割で戦いそのものはあくまで妖怪ウォッチチームに任せるという。ただ短いながらも存在感はさすがでした。大塚明夫がかつて父が演じたねずみ男をやってましたけど違和感なかったのでびっくり(笑)。こういうキャラもやれるのか。

バトルのほうはトモダチ妖怪を次々と召喚して戦うナツメの「妖怪ウォッチ エルダ」、自らに幻魔を憑依して戦うトウマの「妖怪ウォッチ オーガ」、そして伝説のフドウ雷鳴剣で鬼王・羅仙に立ち向かう。この手のアイテムは僕も小学生だったら欲しがってたんだろうなあ(笑)。演出も派手でかっこいい。
仲間の妖怪たちも凶悪化したジバニャンとか執事妖怪ウィスパー、ネタ枠のミッチーなどバラエティに富んでて楽しませてくれました。最後はジバニャンは元に戻るのかと思ったら最後まであのキャラのままでしたね。エンマ大王・ぬらりひょん・蛇王カイラたちもかっこよかった。

ラストはみんなで力を合わせて見事に鬼王を撃破! なんていうか思ってた以上にすんなり楽しめました。ちゃんと少年漫画系アニメでしたから普通に見入ってしまいましたよ。面白かったなあ。

ストーリーは今後も新たな敵の影が、みたいな終わりでしたが続編作るのかな。もっとも映画じゃないと主演二人は俳優なんで出演できるのかわかりませんが。
でもやるなら見に行ってみたいですね!

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