【感想】くろアゲハ 5巻

エイラ、松戸の抗争を止めるために「黒悪斗无」を結成!

【感想】くろアゲハ 4巻
https://kazefukukoya.seesaa.net/article/201712article_5.html

電子書籍で5巻まとめて購入したコミックも最後まで読み終わりましたが何度も読み返して堪能してます。ほんとここからはわからないですけどストーリーも面白いしキャラもいいし読み応えあるなあ。あ、ただ電子書籍だと裏表紙が入ってないのは残念というかちょっと何とかしてほしい。

辻音遥の「zodiac」と生島巽の「悪斗无(アトム)」の一触即発の場に乗り込んだエイラ。降伏勧告した後で騎士に任命された信愛とヒロを差し向ける。惚れた弱みで頑張る信愛にはもはや初期の面影はまるでない(笑)。逆にヒロはキャラは崩してないもののエイラに対して本気なのは変わらないですね。雑魚の大半を片付けるあたり二人とも強え。
そのすきにエイラが松戸のボスの象徴であるローソンレプリカを奪い三人は撤退。エイラも五代目争いにエントリーすることに。

しかしそのままで済むわけはなく巽がヒロたちの溜まり場を襲撃。ヒロをワンパンで倒してしまう。信愛以上のポテンシャルという巽は相当な強さですねー。それと互角に戦う音遥もとんでもないですけど。もっとも連載続けばもっと強い奴ががんがんでてくるでしょうね。しかしヒロもただではやられず巽の指二本を破壊。
ヒロのためにもこのままにはしておかないと決意するエイラ。中身は男の英太なので気持ちに応えるとかは不可能ですけど使い捨ての駒として扱わないのは好感持てますね。ヒロも最初は気持ち悪いと思われて好感度最悪だったのに頑張った甲斐があったようで。ただ中身が男だと知ったらどうするか。いや、意外に信愛よりも葛藤せずに受け入れそうな気も(笑)。

そして音遥と巽の因縁は過去にエイラそっくりの女・麻美を奪い合ったために重傷を負わせてしまったことからだと知った英太は二人を止めるために戦うことを決意。自分と信愛もひとつ間違えば都姫のことでそうなってたかもしれないので他人事ではないと。

しかしそこからの黒エイラはすごすぎる!
麻美の姿に化けて巽を倒し自分の配下に。さらにチームを乗っ取り「黒悪斗无」を結成、「zodiac」のメンバーを次々と配下に加えていく。魔性の女的な魅力でヤンキーたちの魂をつかんでいくのはぞくぞくしますねー。中身は男なのに(笑)。というか男だからこそ男の弱みも知り尽くしているというのもあるんでしょうけどそれにしてもよくここまでなりきれるものだ。あと体つきも完全に女性になってますけど作者も普通に女体化した男として描いてますね。

最後の決着として音遥を呼び出した英太。しかしエイラに化ける前にローソンレプリカに乗っているところを見つかってしまい絶体絶命!
変身ヒーロー(ヒロイン)物のお約束的なピンチではありますが果たしてどう切り抜けるのか!
くろアゲハ(5) (講談社コミックス月刊マガジン)
講談社
2015-08-17
加瀬 あつし

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