【感想】映画「サイボーグ009VSデビルマン」
奇跡のコラボ映画、初日に観にいってきました!
まさかの「サイボーグ009」と「デビルマン」が競演するというとんでもない映画、「サイボーグ009VSデビルマン」!
これはぜひとも見なくてはということで新宿バルト9まで行ってきました!
ついでにせっかくなので舞台挨拶もある第2回上映のチケットを購入。2000円なので通常料金と200円しか違わないですからね。
それから現地でパンフレットも買いました。ただ値段が1080円とパンフレットにしてはやたら高いのでためらったのも事実ですが。これで内容が薄かったら切れてるところでしたけど(笑)。ただかなりのボリュームで読みごたえもあったので買って正解でした。
さてまずは上映に先駆けて30分ほど舞台挨拶。不動明役の浅沼晋太郎さんと003ことフランソワーズ役のM・A・Oさん、そして川越淳監督が登場。いろいろトークしてくれました。冒頭からいきなり大御所との対決で「ボクササイズやってた人間がいきなり世界チャンピオンと戦わされたような気分」とは浅沼さん(笑)。M・A・Oさんはフランソワーズの「母性」キャラってところを強調してました。ちなみに川越監督曰く、今回の映画の明・了・美樹は最初から「マジンカイザーSKL」の主役トリオを持ってくるつもりだったそうで。そもそもSKLの三人のモデルというかイメージがむしろ明たちだったそうですね。知らなかった。
この作品は2年くらいかけて作ったそうですがやっぱりこのくらい時間がかかるんですねー。
そんなわけで始まった本編ですが、いやーめちゃくちゃ面白かった!
前述の通りにマジンカイザーSKLの監督なのでデビルマン寄りの話なのかと思ったらむしろサイボーグ009のほうが6:4か下手すると7:3くらいで多い印象。むしろサイボーグ009の世界にデビルマンがゲスト出演してるくらいに感じたかも。特にサイボーグ009の方が違和感なく描かれてたので驚きましたが、調べてみたら川越監督は2001年に作られた3度目のアニメ化のときの監督だったんですね。なるほど、それなら当然か。
冒頭からいきなり009対アポロン、デビルマン対ジンメンというバトルでスタート!
もう完全に原作未読者は置いてけぼりですね(笑)。009サイドはいきなり「後は勇気だけだ!」の名ゼリフでテンションが上がりまくる! ていうか009こと島村ジョーを演じる福山潤が個人的にはめちゃくちゃはまっててうれしかったですねー。全編通していい演技してました。こういう正統派ヒーローを演じてるのを聞くのは久しぶりかも。
一方でデビルマンサイドですが、ジンメンとの戦いはOVAでも描かれてるんですよね。ただそのときはジンメンに食われたのは母親という形になってましたが今回は原作通りにサッちゃんが。決着もそのままでもうここまでで大興奮ですよ。
それが終わるとOPが。今回の上映は30分×3話を一挙というスタイルなので一本の映画というのとはちょっと違いますね。
ストーリーの方はサイボーグ側は現代にあわせたかなりスタイリッシュというか近未来的な描写、逆にデビルマン側は昭和感あふれるテイストに。美樹ちゃんが自分を「セッシャ」とか言ってますし(笑)。美樹ちゃんは原作のようなお調子者っぽい部分はなくておせっかい焼きで面倒見のいい明るい女の子って感じですね。料理も上手で明に弁当も作ってあげてますし。明と了のホモ関係を疑ってたりはしてましたが(笑)。明は原作よりやや少年っぽく逆に了は大人びて描かれてました。
街に流れる悪魔の噂を追いかけているうちにデーモン狩りを続けるデビルマンと遭遇した009!
お互い敵と勘違いしてガチバトルをする場面は夢でも見てるような迫力でした。お互い片腕を失って撤退というあたりがいい落としどころになってますね。とりあえずは相手が敵でないことを理解。
その後はブラックゴーストが作り出した「ハイティーンナンバー」シリーズの0014・0016・0017が登場、デーモン側もリリスが009たちに攻撃を仕掛けてくることに。00ナンバーの仲間たちがみんなしっかり活躍シーンがあったのがよかったですねー。特に008ことピュンマが地味だけど存在感あったかも。あと003は大活躍でしたね。情報・電子戦で完全にチームの核として行動。個人の戦闘能力の低さなんてどうでもいいくらいでしたしヒロインとしても目立ってたなあ。そういや006役の水島裕はOVA版デビルマンでは飛鳥了を演じてたんですよね。あれははまってたなあ。今回の日野聡演じる了もかっこよくてかなり好きですけどね。
クライマックスはデビルマンと009が共闘してラスボスであるデーモン・アトゥンを撃破。加速装置で大気圏外まで飛び出しての009の特攻とか派手で盛り上がりましたよー。デビルマンと009が互いに、「身体は悪魔や機械になっても自分は人間だ!」と言うところはいいシーンだった。
というわけで見終わりましたがこれっきりで終わるのはもったいないですねー。いやコラボはこれっきりでいい気もしますがデビルマンとサイボーグ009の新作もそれぞれでやってほしい。個人的にはこのスタッフで009の新作が見てみたい気がしました。そして当然ながらデビルマンも漫画版を今度こそ完結までアニメでやってほしいですね。ただパンフレットでダイナミックプロの永井一巨取締役も映像化が非常に難しいと言ってるのでハードルは高いでしょうけど。
しかし本当に面白い映画でした。こういう企画がまた見てみたいですね!
まさかの「サイボーグ009」と「デビルマン」が競演するというとんでもない映画、「サイボーグ009VSデビルマン」!
これはぜひとも見なくてはということで新宿バルト9まで行ってきました!
ついでにせっかくなので舞台挨拶もある第2回上映のチケットを購入。2000円なので通常料金と200円しか違わないですからね。
それから現地でパンフレットも買いました。ただ値段が1080円とパンフレットにしてはやたら高いのでためらったのも事実ですが。これで内容が薄かったら切れてるところでしたけど(笑)。ただかなりのボリュームで読みごたえもあったので買って正解でした。
さてまずは上映に先駆けて30分ほど舞台挨拶。不動明役の浅沼晋太郎さんと003ことフランソワーズ役のM・A・Oさん、そして川越淳監督が登場。いろいろトークしてくれました。冒頭からいきなり大御所との対決で「ボクササイズやってた人間がいきなり世界チャンピオンと戦わされたような気分」とは浅沼さん(笑)。M・A・Oさんはフランソワーズの「母性」キャラってところを強調してました。ちなみに川越監督曰く、今回の映画の明・了・美樹は最初から「マジンカイザーSKL」の主役トリオを持ってくるつもりだったそうで。そもそもSKLの三人のモデルというかイメージがむしろ明たちだったそうですね。知らなかった。
この作品は2年くらいかけて作ったそうですがやっぱりこのくらい時間がかかるんですねー。
そんなわけで始まった本編ですが、いやーめちゃくちゃ面白かった!
前述の通りにマジンカイザーSKLの監督なのでデビルマン寄りの話なのかと思ったらむしろサイボーグ009のほうが6:4か下手すると7:3くらいで多い印象。むしろサイボーグ009の世界にデビルマンがゲスト出演してるくらいに感じたかも。特にサイボーグ009の方が違和感なく描かれてたので驚きましたが、調べてみたら川越監督は2001年に作られた3度目のアニメ化のときの監督だったんですね。なるほど、それなら当然か。
冒頭からいきなり009対アポロン、デビルマン対ジンメンというバトルでスタート!
もう完全に原作未読者は置いてけぼりですね(笑)。009サイドはいきなり「後は勇気だけだ!」の名ゼリフでテンションが上がりまくる! ていうか009こと島村ジョーを演じる福山潤が個人的にはめちゃくちゃはまっててうれしかったですねー。全編通していい演技してました。こういう正統派ヒーローを演じてるのを聞くのは久しぶりかも。
一方でデビルマンサイドですが、ジンメンとの戦いはOVAでも描かれてるんですよね。ただそのときはジンメンに食われたのは母親という形になってましたが今回は原作通りにサッちゃんが。決着もそのままでもうここまでで大興奮ですよ。
それが終わるとOPが。今回の上映は30分×3話を一挙というスタイルなので一本の映画というのとはちょっと違いますね。
ストーリーの方はサイボーグ側は現代にあわせたかなりスタイリッシュというか近未来的な描写、逆にデビルマン側は昭和感あふれるテイストに。美樹ちゃんが自分を「セッシャ」とか言ってますし(笑)。美樹ちゃんは原作のようなお調子者っぽい部分はなくておせっかい焼きで面倒見のいい明るい女の子って感じですね。料理も上手で明に弁当も作ってあげてますし。明と了のホモ関係を疑ってたりはしてましたが(笑)。明は原作よりやや少年っぽく逆に了は大人びて描かれてました。
街に流れる悪魔の噂を追いかけているうちにデーモン狩りを続けるデビルマンと遭遇した009!
お互い敵と勘違いしてガチバトルをする場面は夢でも見てるような迫力でした。お互い片腕を失って撤退というあたりがいい落としどころになってますね。とりあえずは相手が敵でないことを理解。
その後はブラックゴーストが作り出した「ハイティーンナンバー」シリーズの0014・0016・0017が登場、デーモン側もリリスが009たちに攻撃を仕掛けてくることに。00ナンバーの仲間たちがみんなしっかり活躍シーンがあったのがよかったですねー。特に008ことピュンマが地味だけど存在感あったかも。あと003は大活躍でしたね。情報・電子戦で完全にチームの核として行動。個人の戦闘能力の低さなんてどうでもいいくらいでしたしヒロインとしても目立ってたなあ。そういや006役の水島裕はOVA版デビルマンでは飛鳥了を演じてたんですよね。あれははまってたなあ。今回の日野聡演じる了もかっこよくてかなり好きですけどね。
クライマックスはデビルマンと009が共闘してラスボスであるデーモン・アトゥンを撃破。加速装置で大気圏外まで飛び出しての009の特攻とか派手で盛り上がりましたよー。デビルマンと009が互いに、「身体は悪魔や機械になっても自分は人間だ!」と言うところはいいシーンだった。
というわけで見終わりましたがこれっきりで終わるのはもったいないですねー。いやコラボはこれっきりでいい気もしますがデビルマンとサイボーグ009の新作もそれぞれでやってほしい。個人的にはこのスタッフで009の新作が見てみたい気がしました。そして当然ながらデビルマンも漫画版を今度こそ完結までアニメでやってほしいですね。ただパンフレットでダイナミックプロの永井一巨取締役も映像化が非常に難しいと言ってるのでハードルは高いでしょうけど。
しかし本当に面白い映画でした。こういう企画がまた見てみたいですね!
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