【感想】小説「NARUTO ─ナルト─ 木ノ葉秘伝 祝言日和」

NARUTO秘伝小説第4弾を買ってきました。

去年に映画の「THE LAST」を観にいったり先日はナルト展に行ったりしてますが、ちょうど外伝小説が発売されたのでちょっと購入。
これまでは買ってなかったんですけどね。どっちかというといろんなサブキャラメインというのが面白そうだったので。
この手の作者がどれだけチェックしたのかわからないタイプの小説ってけっこう違和感抱くことも多いんですけどこれはあんがい気にならず読めたし面白かった!

話としてはナルトとヒナタの結婚式を目前に控えてカカシが参加者に結婚祝いを用意するよう指示、それを探してみんなが悪戦苦闘するという。
リーとガイはダンベル、テンテンは特注クナイ、チョウジは高級料亭のお食事ご招待券とみんな彼ららしいプレゼントをそれぞれ用意。
悩みながらも新婚旅行をプレゼントすることに決めたシカマルが勘違いしたテマリを連れて下見にいくところは爆笑できるというかにやにやできるというか(笑)。
贈り物がかぶってなぜか料理対決になってしまうサクラといの、ナルトに送る無料券をどれくらいの豪華さにするかで悩みまくる一楽のおっちゃん。ナルトの結婚に感慨を抱くイルカ先生。
みんなそれぞれの描写が出てきててテンポ良く読めて楽しい。

そして最後はヒナタと同じ八班であるキバと赤丸そしてシノによる「最後の任務」。こちらの前後編がトリですね。シノの視点で展開していきますが、幻の蜂蜜酒を手に入れるため空区へ向かう二人と一匹の奮闘が描かれてます。途中でキバが猫娘のタマキと出会ったりシノがキバとの友情や将来の目標をぼんやりと考え始めたり。けっこういい話でした。

最後はヒナタがナルトとともに結婚式の場へ向かうところで終わりですが、それぞれのプレゼントはあわせてみればバリエーションに富んでて笑ってネタにしたりあるいは有効活用したりしてきっと喜ぶんじゃないかな。


というわけで読みやすくて話もシンプルだけど楽しめる内容でした! 結婚式前夜の物語としてほんとに面白かったですねー。


NARUTO ─ナルト─ 木ノ葉秘伝 (JUMP j BOOKS)
集英社
岸本 斉史

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