【感想】STEINS;GATE(シュタインズゲート) 全24話+劇場版

アニメ版シュタインズゲートの感想です。

先日PS Vita版をフルコンプリートしたこともあって勢いでアニメも劇場版の「負荷領域のデジャヴ」を含めて全部レンタルしてきて一気に見終わりました!
…さすがに24時間もかけずに見終えたのでけっこう疲れましたが(笑)。
正直ゲームをプレイしたときは、「これアニメでやってもきついんじゃないか」と思ってたんですけどね。序盤に淡々と話が進むのと基本的にゲーム向きの内容なのでアニメにしてもあまり面白くないんじゃないかと。

しかし実際にテレビシリーズ24話を見てみると思った以上にうまく料理してましたねー。さすがにゲームのあの独特のグラフィックはアニメ用にアレンジされてましたが、ストーリーの方はあまり話が動かない前半部分もしっかり引き込まれるような作りになってました。もちろん24話一気にまとめて見たからこそストレスがなかったというのもあるとは思いますけどね。ついでにゲームをクリアしたばかりだったので、1話から原作再現や補完の部分を確認する楽しみもありましたし。個人的にはゲームをトゥルーエンドまでクリアしてから視聴したほうがより楽しめるんじゃないかな、という気がします。
改めて見て思ったのはこの作品、「父と娘」の関係が非常に多く出てきてますね。ラストを思えばそれも当然なのかもしれませんがいろんな父娘像を描くのもテーマのひとつだったのかも。
アニメでは例の手紙のシーンとかは多少マイルドな演技になってたりしてましたがテレビであれやられるとさすがにえぐすぎるんであれくらいでいいのかも。最終回のラストシーンはゲームの演出のほうが好きかな。独白や地の文があるかどうかの違いというのもあるでしょうけど。
それからうまくキャラクター同士の絡みを増やしてたのは良かった。岡部と紅莉栖が一緒にいるシーンがかなり増えましたしね。ほんとにパートナーというか二人三脚で乗り越えていくのをよりはっきりさせてましたし。

そして劇場版「負荷領域のデジャヴ」の方は紅莉栖が主人公となっての後日談でしたね。こっちは映画オリジナルらしいですが、うまくシンプルなラブストーリーとして紅莉栖視点で描いてたのは個人的には悪くない印象。ダルの未来の奥さんらしき人の姿も見ることが出来ましたし(笑)。

ゲームに続いてアニメもいい出来で満足できました!
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