【感想】コラソン サッカー魂 3巻

3巻はアジア最終予選・オーストラリア戦がスタート。

ここまでの状況としては

1位 オーストラリア 勝ち点13 得失点差+5
2位 日本       勝ち点9  得失点差+2
3位 イラン      勝ち点9  得失点差+1

残り2戦で日本はオーストラリア、イランと戦うことになります。
一見、オーストラリアは突破決まっているように見えますが、残り二戦を連敗、さらに最終戦で日本とイランが引き分ければ共に勝ち点13になることも可能なので、数字上では得失点差で予選敗退もありえますね。

さてこの試合、凌駕はなんと「守備免除」。攻撃だけに専念すればいいとのことで、元ブラジル代表のロマーリオを思い出させてくれますね。
もっとも作者的にはモデルは元フランス代表のエリック・カントナ、そして久保竜彦がモデルだそうです。カンフーキックだけはやめてくれ(笑)。

「日本選手はメンタルが弱いんだよ 球際ではりあっても 最後の最後で足を引くのは日本人のほう 不思議だけどね・・・・ 
たぶん本質的に『ケンカ』が嫌いなんじゃないかな・・・・」

オーストラリアの10番アシュリーの言葉ですが、なかなか本質をついてますね。まあ嫌いというより、「ケンカしてたら社会で生きていけない」っていう理由のほうが強いかな。嫌なら他の土地に行く、ってことがなかなかできづらい風土ですからね。
ただ、当然ながらサッカーに限っても日本人の中には本物のファイターたちはいくらでもいたわけで。そこいらへんは主人公・凌駕が黙らせてやって欲しいとこですね。
この試合でも凌駕は敵CB同士の安易な横パスをかっさらって力ずくで先制ゴール!
いやー、いまんとここの主人公は好きですねー。天才キャラとかエリートじゃないからかな?
仲間を見下すとか以前に自分以外の誰にも頼ろうとしない荒々しさが魅力なのかも。
試合前、孤立している凌駕のところに中神と醍醐が突然挟み込むように座ってきて、ドイツ大会での屈辱を語るところなんかもいいですねー。

「・・・・以来 俺と醍醐は同じ夢を見てしまう  明け方 同じ・・・・悪夢だ あの時の・・・・・・・・ ロッカールームに響く 醍醐の 低い叫び声 今も 聞こえてくるよ」

こういうところの心理描写なんかもこの作者はほんといいなーと思いますね。

さて本編は味方GKの負傷のあげくに同点にされたところで第2GKである赤城が登場! しかもいきなりPKと絶体絶命のピンチ!
というわけで盛り上がってきたところで4巻にも期待ですねー。

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