【感想】学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD vol.3【Blu-ray】後編

○#6 『In the DEAD of the night』

 待望のサービス回ということで、地上波では規制されていたボカシも消滅! さらにBDでは静香先生のみ乳首も追加(笑)!
 うーむ、未成年はNGってことなんでしょうか? よくわかりませんが(笑)。

 さて、女性陣が風呂場でハメを外している一方で、孝とコータは見事に銃火器を手に入れるわけですが…。
 この2人の関係というのも実はここからの見所のひとつなんですよね。麗・冴子・沙耶はそれなりに孝への好感度が高いわけですが、コータは別。そもそも沙耶がいるから一緒に行動しているだけで、孝とはただのクラスメートでしかなかったわけで。
「この2人は友人になれるのか?」ということですね。特に1話で親友の永を撲殺している孝にとっては大きな問題ですね。ハーレム物と見られがちなこの作品ですが、「男同士の友情」というのもしっかり描いているあたりが個人的に楽しめている点です。
 そんなことを踏まえて見直してみると、まだこの2人の会話は表面的というか深く相手と関ろうとしている様子はないですね。さてここからどうなることか。
 さらにこの話から冴子がいよいよ存在感を発揮し始めますね。5話まではどちらかというと剣の実力以外はそれほど目立つところもなく、いささか地味な印象もあったのですが、ここからは裸エプロンにTバックとか強烈なインパクトで一気に無視できない存在に(笑)。

 いろいろとサービスがあったり、孝たちの休息の向こうでは警官と市民の対立が描かれていたりと充実した内容でしたが、一番この話で気に入ったのはBパートラストの「孝と麗のらせん階段での場面」ですねー。
 ここの2人のキスまで持っていくような流れはほんとに良かった。原作だとあっさり風味な場面が、間を取る演出と声優2人の熱演、さらにEDの「Under The Honey Shine」がすごくいい曲だったこともあって、なんともいえないいい雰囲気の名場面になったと思います。これはもうセンスのよさを称賛するしかないですねー。
 2期をやることになったとしたら、こういうセンスはきっちり持ち越して欲しいものです。

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